2013/12/06

ボルネオ島にて

以前
ショックをうけて
数分 固まってしまうほどの写真を
ある雑誌で見た。
ほんらい
アジア象の生きる場所で
物凄い規模でヤシの実畑が広がっていた
本来自然の多様性が無ければならないはずのそいうった世界が
ただ一種類の作物が整然とならべてうえられて
その行き先が日本の環境にはやさしい
ヤシの実洗剤だということ。
そんな事忘れていたけど、今回の旅でまさにそのような光景を見てかなり複雑な気持になった。
天狗ザルを見に行くそのツアーのガイド君と
少し話した。
 「この辺りを切り開いたのは椰子畑の為なんだろうけど
 やり過ぎじゃないかな?」
 「その通りなんだけれど
    この辺りの農民には選択肢が無いんだよ、
 ここからすぐは海がある、乾季にはここの水は潮水になるんだ
ここでは、野菜もお米もつくれない唯一育てられるのは
椰子だけなんだ」
 僕達旅行者がお金をかけて体験しに行くその環境で生活している人達が
車で2時間ほど飛ばせばアメリカの最新映画が日本よりも
早く観ることができるシネマコンプレックスがあった。
   開発すべき地域と
手を付けていはならない地域にメリハリをつけなければ
生物の多様性はたもてないと
いつも思うけど、人類が増えつずけていくかぎり
他の生き物の居場所はなくなりつづけるだろう
 そんな事を旅先で思いながら、自分が生活している
島でさえ人間が住める環境に適応できる
ゴキブリとかネズミ以外は
なかなか生き残れな地域が今年もひろがっていってる。
 

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